今日はシゲさんのPBAについての感想を書きたいと思います。 今日書くことは全体像ではなく、ある興味深いことを聞いたものを私なりに理解したつもり?で書きます。 あるプロボウラーはPBAと一緒に投げる機会があり、ボールメーカーの一人(PBAアドバイザリースタッフ)とのやり取りです。 あるプロボウラー(以下A)、PBAアドバイザリースタッフ(以下B) (B) Aさんは今すごく感じ良さそうに投げているけど、この先コンディションはこんな感じに変化していくよ。 そうなった場合、こういうライン取りと、こういうボールレイアウトで投げたほうが点数になりやすいね。 君は今の調子で投げれば良いよ。 私があなたにピッタリのレイアウトのボールをドリルしてあげる。 その後Bさんはいなくなり、すぐに新しいボールを今までドリルしたこともないレイアウトで持ってきたそうです。 (A) 私このようなレイアウトは初めてなんですけど、動かないんじゃないですかね? (B) 大丈夫!今のAさんなら思ったような曲がりが得られるはずだよ! 実際投げてみたそうですが、実にそのコンディションにマッチして投げ易かったそうです。 そのAさんは私にこのように話してくれました。 「実際投げ手は私なんだけれども、実に安心感を与えてくれる人なんです。」 B 「ボールの事は私(B)に任せて、投げる事に集中すれば良いんだよ」 AさんはPBAのことを話すとき、サーポート体制がしっかりしているとも言っています。 B 「このようなコンディションは前に経験したことがあるよね?」 JPBA(とは言い切れませんが)は常にレーンのアジャストを優先し、探しながら点数を導き出す。 PBAは予想のもとにアジャストしていき、答えが出ているものに合わせていくだけ。 旨く書けませんが、何となしに伝わりましたか? 私はこの話を実際聞いたときに、以前に読んだ本の内容を思い出しました。 それはタイガーウッズのキャディーもしたことがある人物で、その人はゴルファーではなくキャディーとしてスペシャリストです。 人には必ず「ゾーン」という精神集中領域があり、如何にその人をゾーンに持ち込むことが出来るか? 時には家族の話をしたり、プレーのことではなく、ゾーンから外し、またゾーンへと導く。 そんな話の内容でした。 そのAさんもこの話をしたとき、そんな印象を受けたそうです。 A 「すごく安心して投げられるし、そんなに言うならもう少し頑張っちゃうかな?」 と思ったそうです。 このことから推測するに、PBA全ての人ではありませんが、活躍しているPBAの選手にはこのようなブレーンがいるのではないでしょうか? 確かに自分で判断するべきものはするのですが、自分の印象と第3者から見た目で的確に攻めを講じていく。 そんなやり取りがあるのではないでしょうか? プロボウラーでもなく、そのアドバイザリースタッフはそれで生計が成り立つほどの意味合いがあるのではないでしょうか? ボウリングは個人競技です。そんな中精神的にサポートしてくれる人物の存在。 今のJPBAではトーナメント中に即座にボールをドリルすることは不可能であるし、アドバイザリースタッフの存在も皆無。 また生計は立てられないでしょう。 ともなれば、技術的にというものもありますが、ボウリングに関するスポーツとしての捉え方の違いが浮き彫りになります。 今までは認識が甘いと思っていただけ。 しかしPBAは私達の組織構造よりも遥か先を行っていますね。 そこで投げる人を中心にして、如何にベストを尽くせるか。 そのことだけに多くの人が携わっています。 やはりプロスポーツというものはこういうものなのでしょう。 以前から「ジャパンカップで日本人が何故勝てないのか?」という事が書かれています。 技術的なこともさることながら、PBAと同じ仕組みになったときに日本人は対等に戦えることができるのではないかと思ってきました。 ゴルフで言えば、優秀なキャディーがいて、身体をメンテナンスするトレーナーも存在する。 特にトレーナーはゴルフに必要ではなく、その個人が最高なプレーをする為に存在するのです。 そう考えると、プロボウリングがメジャーなプロスポーツとして発展を遂げられるのであるならば、周りにそういうものが存在する価値がなければ無理だとも言えるでしょう。 トーナメントでの収入が少なく、またトーナメントの数さえも少ない。 それよりもプロボウリングがプロとしての認識が世間にないのであります。 こうなるのは何時になることか。 私達プロボウラーの認識を改め、ファンがあってこそのプロボウリングであり、それをなくしては私達は生活できないのであるという認識を持てるのは何時か? まだまだ多くの課題を残しているのだと思います。
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平和島スターボウルの徳江プロによるブログ
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