ABSホームページで７月発売のボールがアップされました。

さまざまなメーカーで特色のある性能ばかりですが、なんと言っても一番はACCU－SWING。

前回までのアキュラインで使用していた”AVEX”カバーストックの添加物を一から見直し、ウレタン素材は使用しないことはもちろんのこと、吸油性を２０％高めた（当社比）NEWカバーストック”NANOXY(ナノキシー)”を開発できたことが、このACCU－SWINGの一番のセールスポイントであると言えます。

このNANOXYカバーストックは、高価であるナノフラーレンと今まで高価でボールの原材料に使うことの出来なかった添加物双方が配合されており、吸油性を高めながら耐久性をAVEXと同等レベルまで保つ（当社比）こともできるのも、新たに求めた添加物の恩恵と言えるでしょう。

開発段階で一番調整に戸惑ったのが添加物の配合比とRa値とのバランスでした。

高めすぎてもいけないし、低すぎてもいけない。

強くでるキャッチを全体的なパフォーマンスと見たとき、どのようなリアクションイメージを軸として考えるか。

キャッチが強くてもある程度のスキッドは保たなければならないし、「何処で強いのか？」を印象付ける性能を確保することが私達の課題でした。


オイルに対しての強さをイメージできるよう、コロンビア社が提唱した「スウィートスポット」（オイルが切れる手前のミッドエリア状態）でのリアクションの安定を図り、まずは”曲がる”というイメージとリアクション自体を安定させること。


アキュラインが完結し、ただ名前を変えるだけの続編でないボールの開発。

新たなテクノロジーを駆使し、AVEXのボールより優れているからこそ、新しいシリーズとして発売するに相応しいボール。


益田プロがラウンドワンカップをナノデスⅩで優勝を飾りました。

きっと今回のACCU－SWINGも優勝を成し遂げるボールとして活躍してくれると思います。

皆様も発売を楽しみにしてください。