木曜日はうちのインストラクターとのボウリング教室を兼ねた練習をし、月末が近いので業者さんによる棚卸しのお付き合い。

その後１８時からのドリルの予約をこなし、19時30分からのお客様の前に更新をしています。

多分書き終える前にお客様の来店が早ければ、ブログを放棄しお客様のお相手をしたいと思います。

と…。

言っている間にお客様は来店され、アクション　NEW　BRIDを購入してドリルしました。


さて本格的に更新していますが、こういう細々とした仕事が多い日はなかなか他の仕事に手が届かなくなり、色々と手掛けているうちに中途半端の仕事が多くなってしまいます。

でも一日が最も早く感じると思うときは、こういう日とも言えます。


テストボールの件で山本勲プロとも話をしましたが、私の中での難航を極めているボール作りはコンセプトの変更を余儀なくされそうで、手掛かりが全くなくなってしまいました。

私の中ではテスター同士のコミュニケーションは非常に大事で、性能の感じ方は各々違っても「大事にしなければいけない部分」を再認識できる事です。

「難航を極めている」ということは、自分の中では不確定要素が多く、一般のユーザーを対象とした場合、パフォーマンスとコンセプトの不一致、より多くの人がコンセプト通りに感じて頂けないことが多いと予想されるからです。

無論アマチュアのトップレベルやプロレベルの人を対象とした場合にはまた作り具合も変わります。

「万人受け」するボールは皆無と言えますが、その中でもより多くの人が気に入って使っていただけるボールの開発は、それは難しいです。

私達の仕事は合格点を出したボールでさえ、販売個数や評価でその仕事が完結し、安堵となります。

その安堵を得られるまでに、今手掛けているボールの難航は続き、時間ギリギリまで妥協せず続きます。


ABSテスターは私のみならず、自信と誇りを持って良いボールを提供するということを信条とし開発に携わっています。